【論文紹介】ビタミンCは痛風のリスクを44％下げた。
痛風は血中の尿酸が多すぎると発症します。尿酸は体内における不要物です。尿酸値が高くなった結果、尿酸は結晶化して関節に溜まります。
数々の研究の結果、ビタミンCの一つの効果として血中の尿酸を減少させ、痛風の発作を起こさないようにする可能性があることがわかってきています。
ある研究では、ビタミンCの摂取と痛風の発生の関連を調べるため、20歳以上の健康な男性46,994人の経過を観察しました。その結果、ビタミンCのサプリメントを摂取した人は痛風のリスクが44%も低くなることがわかりました。
参考文献
Choi HK, Gao X, Curhan G. Vitamin C intake and the risk of gout in men: a prospective study. Arch Intern Med. 2009 Mar 9;169(5):502-7. doi: 10.1001/archinternmed.2008.606. PMID: 19273781; PMCID: PMC2767211.