この研究では、12週間に渡り108人の65歳以上の被験者を4つのグループに分けました。1,午前にNMNを投与　2.午後にNMNを投与　3.午前にプラセボを投与　4.午後にプラセボを投与

睡眠の質というのは目に見えないものです。そして個人の感覚では測定ができないので、研究グループはピッツバーグ睡眠品質指数（PSQI)と呼ばれるものを用い、実際に改善が見られるか測定しました。

結果として、午後にNMNを補給したグループで睡眠障害スコアが低下したことが示されました。そして日中に感じる眠気においても改善が見られたと報告されています。冒頭に説明した通り、睡眠の質を改善することは身体的、精神的健康と密接関わっています。そのことから睡眠の改善はより良い健康的な生活をもたらすことなるでしょう。

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参考文献

Kim, M.; Seol, J.; Sato, T.; Fukamizu, Y.; Sakurai, T.; Okura, T. Effect of 12-Week Intake of Nicotinamide Mononucleotide on Sleep Quality, Fatigue, and Physical Performance in Older Japanese Adults: A Randomized, Double-Blind Placebo-Controlled Study. Nutrients 2022, 14, 755. https://doi.org/10.3390/nu14040755