角質層細胞間脂質は、皮膚の水分バリア恒常性と保水能力の調節に重要な役割を果たしており、罹患皮膚における脂質組成は、セラミドのレベルの低下およびセラミドプロファイルの変化を特徴としています。セラミドのレベルの低下およびセラミドプロファイルの変化を特徴としており、研究者らは皮膚疾患の原因因子であるセラミドのメカニズムを明らかにするため、角質層の酵素がセラミドの生成・分解に及ぼす活性を調べました。その結果セラミドレベルの低下が皮膚疾患の主要な病因であることを明らかにしました。

論文はこちら

参照文献

Choi MJ, Maibach HI. Role of ceramides in barrier function of healthy and diseased skin. Am J Clin Dermatol. 2005;6(4):215-23. doi: 10.2165/00128071-200506040-00002. PMID: 16060709.