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早期糖尿病性腎症をNMNを短期投与することで改善したことを慶応義塾大学が発表しました。

慶應義塾大学の安田氏らは、米国腎臓学会誌に掲載された論文で、マウスにNMNを短期投与することで早期糖尿病性腎症を長期的に改善することを示しました。具体的には、2週間に渡りNMN注射治療(500 mg / kg)を投与し、腎臓の損傷が尿中のタンパク質の過剰な蓄積を引き起こすアルブミン尿と呼ばれる状態を減少させ、生存率が大幅に増加しました。これらの改善は、腎臓の下部構造とそのろ過機能に不可欠な特殊な細胞の健康と形態の改善を伴いました。

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参照論文

Yasuda I, Hasegawa K, Sakamaki Y, Muraoka H, Kawaguchi T, Kusahana E, Ono T, Kanda T, Tokuyama H, Wakino S, Itoh H. Pre-emptive Short-term Nicotinamide Mononucleotide Treatment in a Mouse Model of Diabetic Nephropathy. J Am Soc Nephrol. 2021 Jun 1;32(6):1355-1370. doi: 10.1681/ASN.2020081188. Epub 2021 Apr 1. Erratum in: J Am Soc Nephrol. 2021 Oct;32(10):2683. PMID: 33795425; PMCID: PMC8259649.

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